2025.05.08
インタビュー動画の作り方を解説!動画の種類・外注のコツは?
「ユーザーインタビューを動画化して、製品の感想を届けたい」「従業員・経営者へのインタビュー動画を公開して求人募集に活かしたい」と考えながらも、動画の作り方が分からず悩んでいる方は多いでしょう。
今回は、インタビュー動画の主な種類や制作するメリット、動画制作の大まかな流れについて解説します。高品質な動画制作を求めるなら、プロに外注することを検討してみましょう。
インタビュー動画の主な種類
企業が制作するインタビュー動画には、主に以下の3つの種類があります。
〈インタビュー動画の主な種類〉
- ・製品・サービスを利用したユーザーへのインタビュー
- ・会社の従業員へのインタビュー
- ・会社の経営者へのインタビュー
製品・サービスを利用したユーザーへのインタビュー
実際のユーザーの声を届けるためのインタビュー動画は、自社の製品・サービスの利用を検討している方に向けて制作します。作り手による解説ではなく、ユーザーの感想を伝えることで、実際の使用感や向き・不向きを判断してもらいやすくなります。
会社の従業員へのインタビュー
会社の従業員に取材をしてインタビュー動画を制作することで、求人の場面で企業をアピールする材料になります。どのような人が、どのような環境で、どのような仕事をしているのかを分かりやすく伝えることが重要です。
会社の経営者へのインタビュー
経営者のインタビュー動画を制作することで、会社のイメージアップを期待できます。企業が持つ理念や価値観、今後の経営ビジョンなどについて、経営者自身の言葉で発信できるので、熱量を伝えやすいです。
また、会社の代表である経営者のキャラクターに親しみを持ってもらうことで、製品やサービスの質以外の面でも顧客の信頼を得られます。「この会社を支援したい」という動機での購買につながるチャンスを作れます。
インタビュー動画を制作するメリット
企業がインタビュー動画を制作することには、以下のようなメリットがあります。
〈インタビュー動画を制作するメリット〉
- ・ユーザーや従業員・経営者の意見を直接伝えられる
- ・受け手の視覚・聴覚に訴えかけられる
ユーザーや従業員・経営者の意見を直接伝えられる
インタビュー動画では、取材対象である当事者の言葉を視聴者に直接伝えられます。
例えば、製品・サービスを利用したユーザーの意見を、「ユーザーの声」と題して文章のみで掲載しても、受け手としては実感が湧きにくいものです。実際にインタビューを行い、感想を自分の言葉で話してもらうことで、第三者の意見が強く印象に残ります。
会社の従業員や経営者へのインタビューでも、実際に現場で働いている人や会社を代表する人の姿を見て、思いを知ってもらうことが企業のイメージアップにつながります。
受け手の視覚・聴覚に訴えかけられる
人同士のコミュニケーションにおいて、言語から得る情報はわずか7%です。聴覚情報は38%、視覚情報は55%を占めています。つまり、話し手が発する言葉以上に、身振り手振りや話し方がその人のイメージを作り上げるということです。
インタビュー内容をまとめた文章を読んでもらうよりも、話している様子を直接見てもらうほうが効率的に情報を伝えられます。話し手が相手に好印象を与えるような態度を心がければ、動画というツールの強みがより有利に働きます。
インタビュー動画の作り方
ここからは、インタビュー動画の作り方を解説します。制作を外注する場合にも、社内で話し合って決めておかなければならないことが多くあるため、大まかな流れを知っておきましょう。
〈インタビュー動画の作り方〉
- ①インタビューをする目的・相手・話題を決める
- ②動画の構成を練り、台本に落とし込む
- ③撮影日時・場所を決め、機材を用意する
- ④撮影を行う
- ⑤動画編集をする
①インタビューをする目的・相手・話題を決める
まずは、何を目的としてインタビュー動画を作るのかを明確にします。「顧客に製品・サービスの魅力を伝えたい」「求職者に自社の存在を知ってもらい、応募につなげたい」「企業の理念やビジョンを知ってもらい、イメージアップをねらいたい」など、制作の目的はさまざまです。
次に、その目的を達成するためには誰にインタビューをするべきなのか、どのようなテーマについて話してもらえば良いのかを考えましょう。
②動画の構成を練り、台本に落とし込む
構成・台本を作成しないままインタビュー動画を撮影すると、伝えたい内容を分かりやすくまとめられず、本来の目的を果たせません。インタビュアーから投げかける質問の内容と、それに対してどのような回答をするのかを大まかに決めておきましょう。トークがスムーズに展開するよう、質問の順序を調整しながら構成を練り、台本に落とし込みます。
③撮影日時・場所を決め、機材を用意する
撮影の事前準備が整ったら、撮影日時と場所を決めます。従業員へのインタビューなら実際の職場で、経営者へのインタビューなら社長室でというように、動画の趣旨に合う場所を選ぶのがベストです。
インタビュー動画を撮影するために最低限必要な機材は、カメラ・三脚・マイク・照明器具の4つです。カメラと三脚は複数台用意して同時撮影し、トークの展開に沿ってアングルを変更できるようにすると、メリハリのある動画に仕上がります。
④撮影を行う
あらかじめ決められたスケジュールで、台本に沿ってインタビューや撮影を行います。撮影場所に職場を選ぶ場合は、人の出入りや物音・話し声が撮影の妨げにならないよう、動画撮影をする旨と日時や場所を社内で告知しておきましょう。
⑤動画編集をする
素材となるインタビュー動画の撮影を終えたら、最後に編集作業を行います。ノイズや余白、インタビュアーの声などをカットし、話し手のトークに集中できるように整えるのが一般的です。
編集作業を外注する場合は、使ってほしいBGMや効果音、写真や企業ロゴなどを事前に共有したうえで、自分の頭の中にあるイメージをできる限り具体的に伝えましょう。
高品質なインタビュー動画を求めるならプロへの制作依頼がおすすめ
企業が公開するインタビュー動画の質は、視聴者が受ける印象の良し悪しに直結します。動画による情報発信でイメージアップをねらいたいなら、高品質な動画を制作することが重要です。
動画制作を専門的に手がける会社に依頼をすれば、プロ仕様の機材を用いて撮影を行った後、編集作業まで任せられます。社内に動画制作のノウハウがない場合は、ぜひプロへの外注を検討してみてください。
まとめ
インタビュー動画は、製品・サービスを利用したユーザーや自社の従業員・経営者などの声を直接届けられるツールです。受け手の視覚・聴覚に訴えかけ、同じ内容の文章を読んだときよりも強い印象を残せます。
ジオイメージワークスは、インタビュー動画の企画立案から撮影、編集作業までを一貫して担当し、高品質な動画を制作いたします。もちろん、撮影のみ・編集のみのご依頼にも柔軟に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。