2025.05.08
竣工写真をプロに依頼するメリットとは?依頼する際の注意点や流れもご紹介
コストを抑えるために、竣工写真をスマホやデジタルカメラなどで自社撮影しようと考えている方は多いでしょう。しかし、集客や営業ツールとして活用するなら、プロに依頼したほうが多くのメリットを得られます。
今回は、竣工写真をプロに依頼するメリットや依頼時の注意点、依頼の流れなどを紹介します。竣工写真を準備する必要がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
竣工写真とは?
竣工写真(しゅんこうしゃしん)とは、建物の建設が完了した直後の写真です。建物は建築直後がもっとも美しいため、その美しさが際立つ瞬間をとらえるために撮影されます。
竣工写真の目的
竣工写真を撮影する目的は、主に以下のとおりです。
・自社パンフレットやホームページに掲載する
自社のパンフレットやホームページに自社ビルを掲載したり、建築実績を掲載したりする場合に、竣工写真が活用されます。竣工写真が美しいほど、外部からの信頼度や印象が良くなります。
・物件情報を紹介する
不動産業者やハウスメーカーは、物件情報を紹介するために竣工写真を必要です。竣工写真が美しいほど、お客様は「ここに住みたい」「このハウスメーカーへ依頼してみたい」と感じやすくなるため、不動産業者やハウスメーカーにとって、竣工写真の仕上がり具合は営業力に直結します。
・工事工程を記録する
工事が適切に行われた証明を残すために、竣工写真を残す場合もあります。建物の基礎部分や、コンクリートを流す前の鉄骨の組具合など、あとから確認できない部分を竣工写真で残しておくと、顧客様から問われた際に写真を出して説明できるため便利です。
竣工写真をプロに依頼するメリット
竣工写真をスマホやデジカメを使用して自社で撮影するのではなく、プロに依頼すると、以下のメリットが得られます。
■竣工写真をプロに依頼するメリット
- ・高品質な竣工写真を撮影できる
- ・写真を補正してもらえる
- ・撮影機材を豊富に取りそろえている
- ・竣工動画も同時に依頼できる可能性が高い
- ・限られた時間内で撮影を完了できる
高品質な竣工写真を撮影できる
プロは被写体を撮影する際に、光の反射加減や画角など、多くのことを気に掛けます。そのため、見る人の心を引きつける高品質な写真を撮影できる点がメリットです。
自社でスマホやデジカメを使用して撮影すると、コストを大幅に削減できます。しかし、撮影技術は豊富な知識を持つプロにかなわないので、お客様の心に響く写真は撮影し難いでしょう。
写真を補正してもらえる
プロに竣工写真の撮影を依頼すると、撮影した写真がより良く見えるよう、補正してもらえます。
プロの場合、専用のツールで不要な背景や物の写り込みを削除したり、部分的に明るさを変えたりと、さまざまな点を補正できるため、竣工写真がさらに魅力的な写真に生まれ変わります。
自社で撮影した写真もある程度は補正できますが、補正するポイントがわからなかったり、補正が荒くなったりする可能性が高いため、良質な写真に仕上げたい場合はプロに依頼しましょう。
撮影機材を豊富に取りそろえている
プロは高解像度の一眼レフカメラだけでなく、複数のレンズや照明機材、三脚・フィルター・ドローンなど、撮影機材を豊富に取りそろえています。
機材が豊富であれば、自社の撮影では実現できなかった表情の豊かな写真を撮影できるので、唯一無二の竣工写真を撮影できます。
竣工動画も同時に依頼できる可能性が高い
プロに竣工写真の撮影を依頼すると、写真と同時に竣工動画も撮影できる可能性が高いです。竣工動画は写真以上に豊富な情報を外部へ発信できるツールなので、営業力を高めたい場合に便利です。
企業のなかには写真だけでなく、PR動画用に竣工動画を採用する企業も増えています。プロに竣工動画を依頼すると、クロマキー撮影やMatterportのように特殊な映像撮影も依頼できるため、より企業の魅力を効果的に発信できます。
限られた時間内で撮影を完了できる
竣工写真をプロに依頼すると、事前に打ち合わせをした時間内で、確実に撮影を完了できる点がメリットです。
建物の建設が完了したあとは、店舗準備や家を購入した方の引っ越しなどが迫っているので、あらかじめ設定した時間で撮影を終えなければなりません。
自社で撮影した場合、撮影内容に納得できずに時間が掛かりすぎてしまったり、最悪の場合、別日にずれ込んでしまったりする可能性があります。しかし、プロであれば、効率良く撮影を進めるコツや撮影構成などを把握しているため、指定時間内で撮影を終わらせることが可能です。
竣工写真をプロに依頼する際の注意点
竣工写真をプロに依頼する際は、以下の点に注意をしましょう。
■竣工写真をプロに依頼する際の注意点
- ・竣工写真の撮影が得意なカメラマンに依頼する
- ・事前に写真のイメージを共有する
- ・スケジュールに余裕を持たせる
竣工写真の撮影が得意なカメラマンに依頼する
竣工写真は、竣工写真の撮影が得意なカメラマンに依頼しましょう。
カメラマンは全員写真撮影のプロですが、人によって人物撮影が得意だったり、風景撮影が得意だったりと、得意分野が異なることが多いです。竣工写真が得意なカメラマンに依頼をすれば、これまでの経験から依頼主の意向に沿った写真を撮影してくれるので、満足度の高い竣工写真を手に入れられます。
事前に写真のイメージを共有する
竣工写真をプロに依頼する際は、事前に撮影してほしい写真のイメージをカメラマンと共有しておきましょう。
プロのカメラマンは、口頭の説明だけで依頼主の意向をある程度拾ってくれますが、竣工写真は企業のイメージを大きく左右する写真なので、イメージの差をできるだけなくすことが重要です。そのためにも、打ち合わせではイラストや既存の写真を活用し、撮影してほしいイメージを具体的に伝えるようにしましょう。
スケジュールに余裕を持たせる
竣工写真は撮影だけでなく、修正や補正など撮影後に行う作業も多々あるので、納期までのスケジュールに余裕を持たせて依頼をしましょう。
スケジュールが詰まっていると、修正してほしい箇所があっても断られてしまったり、納得のいく写真が納品されなかったりする可能性があります。
そのため、撮影の問い合わせをする際は、どのくらいの日数があれば余裕を持って撮影してもらえるか確認しておくと安心です。
竣工写真の依頼から納品までの流れ
竣工写真の依頼から納品までの流れは、以下のとおりです。
■竣工写真の依頼から納品までの流れ
- ① 問い合わせ
- ② 打ち合わせ
- ③ 撮影
- ④ 納品・決済
①問い合わせ
まずは、希望するカメラマンや撮影会社へ、竣工写真の撮影が可能か問い合わせます。問い合わせの際は、希望日時や依頼したい写真の大まかなイメージ、および希望納期も伝えておくと、打ち合わせがスムーズに進みやすいです。
②打ち合わせ
打ち合わせを行って、写真のイメージを固めていきます。この際、イラストや既存の写真を持参しておくと、カメラマンと写真イメージを共有しやすいです。
④撮影
打ち合わせで決めた日時に撮影が行われます。撮影した画像は多くの場合、その場で確認できるので、イメージに合った写真を撮影できていることを確認しましょう。
⑤納品・決済
後日、写真データが納品されるので、指定された金額をカメラマンや撮影会社に振り込みます。写真データの納品方法は依頼先によって異なるので、事前に確認しておくと安心です。
まとめ
竣工写真とは、建物の建設が完了した直後に撮影する写真です。
企業が自社パンフレットやホームページに写真を掲載したい場合や、不動産会社やハウスメーカーが物件情報を紹介したい場合、施工業者が工事工程を記録したい場合などに撮影します。
竣工写真はスマホやデジカメで自社撮影することも可能ですが、プロに依頼をしたほうが高品質な写真を撮影できるので、営業に直結しやすいです。そのため、竣工写真が必要な企業様は、ぜひプロへの依頼を検討してみましょう。
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